外壁塗装をお考えの方で、フッ素塗料について知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フッ素塗料の特徴についてとフッ素塗料に適している住宅について紹介していきます。
是非参考にしてみてください。

□フッ素塗料の特徴について

フッ素塗料は、塗料の主成分が合成樹脂になっていて、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことを言います。
外壁塗料の主流になっているウレタン系やシリコン系の塗料よりもコストは高い分、性能がとても優れています。

フッ素塗料の主な特徴を5つ紹介していきます。

1つ目は、耐熱性です。
フッ素塗料は、シリコン系塗料よりも結合力が高いため紫外線や太陽の光に強くなっています。

2つ目は、耐久性です。
外壁との密着力が高いため、外壁塗装の耐用年数が他の塗料と比べて高くなっています。
シリコン系の塗料の耐久年数は8年から12年と言われていますが、フッ素塗料の耐久年数は12年から15年とされています。

3つ目は、防カビ性です。
カビや藻が生えにくい性質も持っています。
日当たりが良くない場所や湿気が多い地域にはフッ素塗料はおすすめです。

4つ目は、防水性です。
フッ素塗料は、外壁からの水の侵入を防ぐ能力も高いです。

5つ目は、親水性です。
水と密着する性質が高く、汚れが落ちやすい特徴があります。

□フッ素塗料に適している住宅について

フッ素塗料に適している住宅は、主に2つあります。

1つ目は、塗料を塗る範囲が広い家です。
フッ素塗料の一番の特徴は、耐久年数が高い点です。
広い家に住んでいる方は、塗り替えを行う場合メンテナンスの回数が多くなるほどコストが高くなります。

フッ素塗料を使用すると、メンテナンス回数も他の塗料と比べると少なくなるためおすすめです。

2つ目は、劣化しやすい雨樋や軒天などの付帯部分です。
住宅全体に塗るにはコストが高くなってしまうため、部分的にフッ素塗料を塗る方法もあります。

付帯部分は外壁より劣化速度が早いため、耐用年数の高いフッ素塗料を塗ると全体の耐用年数を統一できます。

□まとめ

フッ素塗料は、主成分が合成樹脂になっていて、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことを指します。
フッ素塗料の主な特徴は、耐熱性や耐久性、防カビ性、防水性に優れていることです。

フッ素塗料に適している住宅として、塗料の塗る範囲が広い家は塗り替えを行う回数が多いほどコストが高くなるため耐久性の高いフッ素塗料がおすすめになります。

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