吹田市元町 常光円満寺宿坊・延命閣の2年点検に行きました。
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投稿日:2020年 7月27日
- テーマ:
吹田市元町 常光円満寺宿坊・延命閣の外壁改修工事を行ってから2年が経過したので、
本日、アフター点検(2年点検)にお伺いさせて頂きました。
チョーキング現象が起きていないか、コーキング等の劣化がないかを
目視と触診でしっかりと診断していきます。
※チョーキング現象とは塗装の劣化を示す最もわかりやすいサインで、
屋外にある建物の外壁に手で触れたときや洋服が当たったとき、
外壁と同じ色の粉が付着する状態のことを指します。
塗装したばかりの塗料は成分同士が強力に結合していますが、
経年劣化によって結合力を失うと粉状になってしまい、手で触れただけで塗料が落ちてしまいます。
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目視で劣化が無いかを確認していきます。 | |
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チョーキング現象がないかを見ていきます。 | |
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それぞれの箇所をひとつずつ丁寧に見ていきます。 | |
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ドローンを使用して、上からも確認していきます。 | |
あらゆる角度からの確認が可能です。 | |
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アフター点検表で一緒に確認して頂き、 点検完了となります。 |
外壁は塗装後もしっかりと定期点検をしなくてはならず、
定期点検を行うことで外壁の寿命を伸ばすことにもつながります。
そのため、外壁塗装は工事そのものよりも、アフターサービスで業者を選ぶことが大切と言っても過言ではありません。
また、塗装の剥がれや表面のひび割れなども、定期点検によって早期発見ができれば、
それ以上の被害の拡大を防ぐことにもつながります。
被害が小さい段階での塗装工事であれば、工事の規模も小さなもので済み、
工事費用を大幅に節約することもできます。
外壁塗装におけるアフター点検は、建物の健康を保つ秘訣であり、
建物の寿命を伸ばすことにもつながります。
また、お家やマンション・アパートの塗装はもちろん、リフォーム・雨漏り・ベランダ防水・屋上防水・屋根・壁などお困り事がございましたらどんなことでもお気軽にご相談下さい。
大阪府全域エリア対象
(大阪市・堺市・和泉市・高石市・岸和田市・泉南市・貝塚市・泉佐野市・阪南市・松原市・羽曳野市・藤井寺市・富田林市・大阪狭山市・河内長野市・東大阪市・八尾市・柏原市、全域対象)
知って得する!塗料の基礎知識!!塗料の種類 NO.4
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投稿日:2020年 7月21日
- テーマ: 塗装豆知識
遮熱塗料 太陽光線の中でも、熱の原因となる赤外線(近赤外線) の反射効率を高め、塗膜自体の温度上昇をしにくくした塗料です。 遮熱塗料のうち、日射反射率を測定した製品を『高日射反射率塗料』と呼びます。 |
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断熱塗料 室外から室内へ、室内から室外へ熱の移動を防ぐ効果を持った塗料です。 夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を作ります。 遮熱塗料は、外側からの熱の移動を防ぐだけですが、断熱塗料は内側の熱の出入りを防ぎます。 |
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木材用塗料 木材に塗装する塗料には、様々な種類があります。 ステイン 着色剤を木材に染み込ませるタイプ。 膜にならないので、木材の質感をそのまま生かすことが出来る。 ニス 木材表面にウレタンクリヤーなどを塗ることにより、木材表面を保護する。 木材保護塗料 ステインやニスよりも耐候性が良く、屋外にも使用できるタイプ。 エナメルタイプのものと、着色クリヤータイプのものがある。 |
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錆止め塗料 金属部の錆の発生を抑える塗料です。水分と酸素の影響で酸化還元反応が起こり、金属表面に錆が発生します。 錆止め塗料は、水分と酸素を遮断する性質を持っています。 錆止め性能がない下塗材(サイディング用下塗材等)を塗装しても、水分や酸素が塗膜内を透過し金属部分に達するため、錆が発生します。 十分な性能を発揮するためには、錆止め塗料の膜厚確保が重要です。 |
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知って得する!塗料の基礎知識!!塗料の種類 NO.3
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投稿日:2020年 7月20日
- テーマ: 塗装豆知識
5.塗料の種類
・どんな塗料があるの?
・私の家にはどんな塗料があうの?
・どの塗料が一番いいの?
・塗料は、固形分(樹脂・添加剤・顔料)と液体(水・溶剤)で出来ています。
・固形分や液体の種類などで、様々な分類方法があります。
5.1 個体(樹脂)による分類
・塗料の主成分は、樹脂(合成樹脂)です。樹脂の種類によって、塗膜の性能が変わります。
アクリル樹脂塗料
・基本の塗料。価格が安く耐久性が低い。
ウレタン樹脂塗膜
・ウレタン結合をもった塗料。ウレタン結合があると塗膜が柔らかくなる。
・木などの柔らかい下地にも塗装できる。
・低温でも反応するので、冬場でも安定して塗膜になりやすい。
シリコン樹脂塗料
・シロキサン結合をもった塗料。
シロキサン結合は、結合力が強いため紫外線に強い。
・汚れにくい。
・価格と性能のバランスが良く、一番塗装されている塗料。
フッ素樹脂塗料
・フッ素結合をもった塗料。
・シロキサン結合よりも、フッ素結合の方が結合力が強く、紫外線により強い(耐久性が高い)
エポキシ樹脂塗料
・エポキシ基とアミノ基が反応してできた、エポキシアミン結合をもつ塗料。
・素材に対応する密着が良いので、主に下塗材に使用する。
・黄変(経年で黄色くなる)するので、クリヤー塗装の下塗材には使用不可。
・低温では反応に時間がかかるので、冬場の施工時は注意が必要。
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耐候性とは・・・
塗膜は、日光(紫外線)と風雨に長い間さらされることにより、劣化します。
日光や風雨に対抗する耐久力を『耐候性』といい、『耐候性が良い塗料』は年数が経っても
劣化が少なく、元の状態を維持することが出来ます。
耐候性は、樹脂の結合力(分子どうしが手をつなぐ力)によって大きく左右されます。