防水工事の下地処理とは?ベランダの防水効果を長持ちさせるためにポイントを紹介!
- 塗装豆知識
屋根からの雨漏りやベランダに発生したカビに頭を悩ませた場合には、防水工事を行うことで改善できます。
そんな防水工事をする上で下地処理が非常に重要となりますが、その重要性や目的が分からないという方は、今回ご紹介する内容を参考にしてみてくださいね。
また、ベランダの防水を長持ちさせるために自分でできる対策を紹介するので、ぜひ実践してみてください。
□防水工事の下地処理とは?
防水工事の下地処理は、工事の前半で行われるものであり、防水面と密着させるための接着のような役割があります。
床や壁紙などに何も加工を施さない場合には劣化しやすくなることもあり、防水処理をしても数年で雨漏りしやすい状態になってしまいます。
そのため、防水機能を長く維持させるために下地の洗浄や処理を行うことが重要です。
防水工事をする際には防水シートを敷くだけでなく、下地処理も含めて防水性能を高めます。
防水工事は以下のような流れで行われます。
1.防水面の洗浄
2.下地処理
3.塗布
4.中塗り
5.トップコート
□ベランダの防水をより長持ちさせるために
屋外に設置されているベランダは、どれだけ良い素材を使用したとしても時間が経つと劣化してしまいます。
一方で、正しい方法で定期的にメンテナンスを行うと劣化を最小限に抑えられますよ。
*定期的にドレンを掃除する
ドレンに砂や落ち葉などのゴミや汚れが詰まっていると、正常に排水できず防水層が劣化する原因となります。
また、ドレンに溜まった砂や泥に草が根を張ると、ベランダのコンクリート部分にまで侵食してしまい、最悪の場合は建物内部に汚水が浸透してしまいます。
そのため、3ヶ月に一度を目安に掃除を行いましょう。
また、ガーデニングをしている場合や周囲に植物が多い場合は、さらに頻度を上げることをおすすめします。
*定期的にトップコートを塗り替える
劣化が目立つ前に塗り替えることが大切です。
トップコートを塗ることで、紫外線から防水層を保護し、劣化を遅らせる効果を期待できます。
ホームセンターで道具を購入すれば自分で作業ができるため、こまめに施工するように心がけましょう。
少なくとも5年に一度の頻度で塗り替えることで、防水層の寿命を延ばせますよ。
□まとめ
防水工事をするうえで、防水機能の質を大きく左右する下地処理は非常に重要です。
当社では、下地処理から丁寧な作業を行うので、ぜひお気軽にご相談ください。
また、ベランダの防水機能を保つために、ご紹介した方法で定期的にメンテナンスを行ってくださいね。
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